2011年2月27日日曜日

CHATEAU MAGDELAINE

RED
2005
CHATEAU MAGDELAINE
SAINT-EMILION
1ER GRAND GRU CLASSE
LONDON HOME

ワイン会の後輩が見つけてきてくれたワインで、脊椎反射で購入

クロ・フルテといいこのワインといい、最近はサンテミリオンを集中して飲んでいる
やはり引越しと仕事の疲れのせいか、左岸のような飲むのに力がいるワインではなく、なんとなくメルローが混ざって優しさをたたえているワインが飲みたくなるのかもしれない

やはりプルミエ・グランクリュは別格であるように思える
その凝縮感、アフターの長さ、複雑性、どれをとってもすばらしいワインであることがうかがえる
赤いベリーやジャム、そしてほのかにタバコや腐葉土の香り
メルローにありがちな軽い感覚はほとんどない
もう少し熟成させたらさらにいいワインになるような気がする

デキャンタ必須
1時間ほどすると飲み頃

※備忘録
サン・テミリオンでムエックス社が所有しているシャトーがChateau Magdelaine(マグドレーヌ)。このシャトーは、北側にChateau Canon、東側にはChateau Ausoneがあり、サン・テミリオンのほぼ中央でプルミエ・グラン・クリュのシャトーが集中している地域に位置している。ジャン・ピエール・ムエックスがこのシャトーを買ったのは1952年で、すぐにぶどうの木をメルロー中心に植え替え、メルロー90%、カベルネ・フラン10%という構成でワインを造り始めた。生産量は年平均3,000ケース。

2011年2月26日土曜日

DR. BURKLIN-WOLF

WHITE
2008
DR. BURKLIN-WOLF
RIESLING
TROCKEN
LONDON HOME

前の住居の近くにあったワイン屋で購入
フランクフルトのワイン屋で勧められて購入したのがきっかけでこのワインを知ることになった

酸味とエレガントさは表裏一体
しっかりとした骨格にリースリング特有のほのかな甘み

夏の夕暮れにキリリと冷やして飲むのがベスト
値段も驚くほど安いので、また買ってこよう

CHAMPS-PIMONTS

RED
2003
BEAUNE
CHAMPS-PIMONTS
DOMAINE LOIS DUFOULEUR
LONDON HOME

ブルゴーニュ旅行でまとめて買ったワイン
まだまだ在庫があるが、一年に一度変化を楽しむべくゆっくり飲むことに決めている

去年と比べて変化を感じることは出来ないが、すばらしいワインであることには変わりない
いわゆる「天地人」の中で、「天」の影響を大きく受けた2003年
葡萄の過熟感からくる甘さも、このワインにエレガントさとなってあらわれている
二年前に感じたスミレの香りは、やはり健在
いまだこのワインのほかのヴィンテージを試していないが、どこかで見つけたら本当に試したい

デキャンタは最低30分は必要

CHATEAU GRAND FAURIE LA ROSE

RED
2006
CHATEAU GRAND FAURIE LA ROSE
SAINT-EMILION GRAND CRU
LONDON HOME

珍しく何処で買ったか記憶がないワイン
引越後、初めてゆっくりできた金曜日なので、何かを飲まずにはいられない
ワインセラーを眺めていて、ふと目に付いたワインがこれ

抜栓直後は青臭いにおいがあり、失敗かとおもったが、
暫く時間を置くと、なんともいえない香りに変化
青臭さが、土壌のにおいとフレッシュさにかわる
自然有機栽培のワインによく見られる変化だが、このワインはどうなのだろう
フィリップ・パカレのワインを思い出してしまった

2時間経過して改めて飲んだが、しっかりとしたフルボディの
鮮やかなワインになっていた
複雑味には欠けるものの、サンテミリオンらしい優しさを兼ね備えていた

残念なのは、何処で買ったのかを思い出せないこと
また偶然に出会うのを待つことにしよう

2011年2月21日月曜日

TREBBIANO DEL RUBICONE

WHITE
2008
TREBBIANO DEL RUBICONE
SOLEDORO
RESTAURANT IN LONDON

東京からのお客様との一本目
二本目に集中すべく値段で選ぶ

値段のことを考えるとよくできている
しっかりとした骨格
たくさん浴びたであろう太陽の味

しかし単調
複雑味と酸味が足りないからか

こうして考えるとブルゴーニュのワインはよくできていると思う
最初は酸味が前にでていても、暫くすれば落ち着きを持ち始める
最後にはなんともいえない華やかさ、瑞々しさを感じる
飲み飽きることなく最後まで飲める

いろんなワインを飲んでいるが、やはりここに戻ってきてしまう
ワインは面白い

BAROLO GAGLIASSO

RED
2005
BAROLO GAGLIASSO
RESTAURANT IN LONDON

東京からのお客様との飲み会のトリ

いわゆるバローロの典型
強烈なアタックと長い余韻
ワインの王、王のワイン

しかし印象薄
美味しいのだが

精神的なものかも

CLOS FOURTET

RED
1997
CLOS FOURTET
SAINT-EMILION
1ER GRAND CRU CLASSE
LONDON HOME

昨年ボルドーで蔵買い付けしたもの
引越しのお疲れ様会をしていなかったので思い切って開栓

最初の一口でやられる
バラの香水の香り
舌の上で直ぐにわかる複雑性
ありえないほどの凝縮感
これを13度のアルコール度数で出すのは本当に容易ではないと思う

デキャンタすること30分
アルコールのとげがぬけ、完全にまろやかな液体に進化
97年は弱い年と記憶しているが、このワインは別格
逆に造り手の素晴らしさに思いをはせる

バシュラン・モンドールというチーズを暖炉のそばで温め
どろどろになったところで一緒にいただく
至福のとき

冬に最高のクロフルテと風物詩のモンドール
それ以外にはなにもいらない

激しい勤務状況と休日出勤も幾分かいやされる

このワインは今年のベスト10として検討する必要があるワイン
素晴らしい

2011年2月12日土曜日

CHIANTI CLASSICO RESERVA

RED
1999
CHIANTI CLASSICO RESERVA
DOCCIO MATTEO
RESTAURANT IN LONDON

東京から来た方とのディナーのトリ

ヴィンテージが数字で縦書きという珍しいボトル

キアンティの典型で複雑性も兼ね備えたワイン
凝縮感も十分ある
10年以上経過した落ち着きもあり、すいすい飲めてしまう

正直驚きはないが、キアンティを注文した人にとっては安心して飲めるワイン
ご馳走様でした

SANCT VALENTIN

WHITE
2009
SANCT VALENTIN
MICHAEL EPPAN
RESTAURANT IN LONDON

東京から来られた人とのディナー第二段
ホストをされた方はロンドンを含む海外経験が長くありワインにも詳しい

白ワインの選択はイタリアのソービニョンブラン
ヴィンテージを見たときに少し物足りないかもしれないと思ったが、これもいい意味で裏切られる

http://www.stmichael.it/en/

若干緑がかった黄色
香りはシンプルだが高い
味ははっきりしていて非常にフレッシュ
雑味もなく、エレガントさも兼ね備える

値段がいくらかなのかは想像が付かないがこれは記憶するべきワイン
早速ワインショップで探したい

CHAMPAGNE

WHITE SPARKLING
NV
POL ROGER
RESTAURANT IN LONDON

東京からはるばる来られた方との食事

昨年ベストワインに選んだポールロジェのノンヴィンテージ
期待が高まる

泡はやはり繊細
舌の上で優しくはじける泡はさすがにポールロジェ
香りも非常に高い
蜂蜜を強く意識するのに加え、正しいかわからないが、マンゴーのようなトロピカルフルーツの香りが加わっている
去年のヴィンテージものに加えて足りないものは、トーストの香ばしさと、まろやかさ
しかし、全体的なレベルは非常に高いと思う

異なる畑・ブドウ・ヴィンテージのワインを30種類以上ブレンディングしているというポールロジェ
このワインも、満足のいくものだった
ますますファンになってしまった

2011年2月6日日曜日

URBINA

RED
1998
URBINA
RESERVA ESPECIAL
RIOJA
LONDON HOME

近所のワインショップで、スペインワインフェアの時に購入
今回で二回目

このワインは真のバリューワイン
グラスに注ぐとわずかにオレンジがかった紫いろ
スーパースパニッシュのように舌にねっとり絡みつくワインではなく
どちらかというとあっさりしている
かといって、すっと流れる感じではなく、しっかりととした余韻を残してくれる
複雑味もあり、時の流れを感じさせてくれる丸みもある

このワインがデイリーワインクラスの値段で販売されているのは信じがたい
またスペインワインフェアで購入した一品

今住んでいる住居も今週で終わり
来週から新しい生活が始まる


CHATEAU LA TOUR HAUT-BRION

RED
2004
CHATEAU LA TOUR HAUT-BRION
PESSAC-LEOGNAN
LONDON HOME

パリのスーパーで購入

神の雫紹介のワインは侮れない
さすがにそれは言い過ぎだろうと飲んでみて思うこともあるが、推薦のワインを飲んでまずいと思ったことはまず無い
このワインもヴィンテージこそ違うものの、5大シャトーを破ったワインとして紹介されている
期待以上のワインだった

一口目に酸味を感じたので迷わずデキャンタ
ベリー系の果実味に加え、チョコレート、カカオが後ろに控えている
少し上級スペインワインの感覚もある

このワインは、昔ラミッション・オーブリオンのセカンドワインだったという
由緒正しきワインでこの価格は魅力的

ロンドン最大のアンティーク市で買った戦利品を眺めながら長い夜を堪能できた

※備忘録
わずか16シャトーしかセレクトされなかった、グラーヴ格付けの栄冠を獲得したシャトー・ラ・トゥール・オー・ブリオン。(グラーヴの格付けに、階級はない。)
ラ・ミッション、ラヴィルに並んで、この小規模なシャトーもヴォルトネル家が所有していたが、3つともオー・ブリオンに買収された。
ヴォルトネル家の時代には、ラ・トゥールはラ・ミッションのセカンドワインという位置づけだったが、オー・ブリオンの管理者であるジャン・デルマがラ・トゥール独自の個性を育てようと決意し、現在に至っている。