2010年1月10日日曜日

BEAUNE

RED
2003
BEAUNE
1ER CRU
CHAMPS-PIMONTS
DOMAINE LOIS DUFOULEUR
LONDON HOME

師匠パスカルの勧めで購入
ブラインドで飲んだときの印象が強烈で、値段にかかわらず購入を決断したワイン
(結局ありえないほど安いもので、ケース買い)

抜栓して30分ほど待つ
芳醇な香り
完熟した葡萄をぎゅっと搾った感じ
その凝縮感はブルゴーニュワインを超越している
香りは「バイオレット」というより表現できない
素晴らしいワイン
このワインの前にボルドーが来ても全く問題なし

師匠によると、2003年は異常な熱波がフランスを覆った年
それ故に同じドメーヌでも他のヴィンテージとは全く異なる性質を持つとのこと
このワインは普段は凡庸なワインだが、この年は熱波のせいで傑出したものとなった

他のヴィンテージも試してみたくなるワイン

SAINT ROMAIN

WHITE
2006
SAINT ROMAIN
DOMAINE HUBERT LIGNIER
LONDON HOME

ブルゴーニュ訪問時に購入した村名ワイン
コートドールをさらに奥に分け入ったところにある険しい山の間にある小さな村

ミネラル感が豊富
抜栓直後から、ツツジの花の香り(そんな表現があるかわからないが)

時間の経過によっても味に変化なし
気楽に楽しめるワイン

BOURGOGNE

WHITE
2005
LES CHAMPLAINS
DOMAINE SIMON BIZE & FILS
LONDON HOME


ブルゴーニュワインの見本のようなワイン
広域名にもかかわらず手抜きなし
最初は酸味が強い
時間が経過するにつれ、深みと広がりが増す
ハチミツの香りと、(種類はわからないが)花の香り

こういうワインに出会うと、ワインが楽しくなる
逆に同じ金額でも選べば素晴らしいワインに出会えることもわかる
やはりワインを適当にスーパーで買ってはだめ

BARCINO

WHITE SPARKLING
NON VINTAGE
LONDON HOME

ニコラ店員の勧めで購入

繊細な泡
しっかりとした味

いいワインだが何かが足りない

記憶に残らないワイン

2010年1月9日土曜日

RULLY

WHITE
2007
RULLY
DOMAINE MICHEL JUILLOT
LONDON HOME


フランスの師匠パスカル氏にブラインドで飲まされ感動し購入
時間をかけて飲むように指導される

最初の一口は酸味が強く閉口する
香りはホワイトチョコレート
時間がたつにつれ酸味が大きく後退
チョコレートに通じる甘さが現出

素晴らしいワイン
これでこの値段とは信じられない
やはりブラインドでのむと、「高級」ワインと間違える可能性あり

ものの本によると、この生産者はCOTE CHALONNAISEでもっともリスペクトされている生産者であり1404年からここで葡萄を作っているとのこと
ブルゴーニュでRULLYはマイナーな地域だが、それ故にリーズナブルでよいワインが多く眠っているところであると、師匠が言っていた
興味深い地域である

2010年1月8日金曜日

MOREY-SAINT-DENIS

RED
2004
MOREY-SAINT-DENIS
1ER CRU
LES MILLANDES
DOMAINE PIERRE AMIOT ET FILS
LONDON HOME

昨年、モレサンドニ村教会前のワインショップで購入
店員が勧めてくれた一本。このドメーヌのものは4本購入しているが、これがはじめての一本

グラスに注いだ瞬間から感じるピノノワールの華やかな香り
ジャム、若干の腐葉土香
口に広がる香り、繊細さ
ただ、余韻は非常に短い
薄っぺらさは感じさせないが、地下水脈を想起させる瑞々しさがある
ライトボディなワイン

時間を経て若干味の変化はあるが、デキャンタが必要とは思わない

2010年1月7日木曜日

CHATEAU TALBOT

RED
2006
CHATEAU TALBOT
SAINT-JULIEN
LONDON HOME


ノルマンディーの大型スーパーで陳列されていたものを購入

一口飲んであまりに硬いのでデキャンタに移す
1時間後飲み始める
しっかりした骨格
クリアな飲み口
樽香はあまり感じさせない
葡萄で直球勝負しているワイン

値段からは考えられない、コストパフォーマンスの高いワイン
一本は常備しておきたいワインのひとつ

2010年1月3日日曜日

TURRIGA

RED
2004
IMBOTTEIGLIATO DA ARGIOLAS
SERDIANA ITALIA
LONDON HOME

サルディニアのワイン屋で、サルディニア最高峰のワインを尋ねたらこれがでてきたので迷わず購入
ご主人いわく「サッシカイア」と並び称されているとのこと
(・・・にしては、ありえないくらい安いなと思う)

グラスにそそぐと、インクのごとき黒さ
一口飲んで、「グー」で殴られた「衝撃」
あまりのタンニンのすごさから、デキャンタに移す必要ありと判断
デキャンタに移し、小一時間待つ
タンニンは後退してきた
かわりに複雑な香りと味
ヴァニラの香りと、ベリー系の「衝撃」(香りと表現するには強すぎる)
樽の香りも少々
舌にからみつく濃厚さ、その余韻の長さ

このワインはすごい
正直「さすがにサッシカイアはないだろう」と思っていた
ご主人は強い郷土愛からそう言ってるのだと感じた
しかし、これはまごうことなき一流ワイン
誰もがそう思うだろう

ワインの楽しみを教えてくれるワイン
世界は広い

再会の日が楽しみ

2010年1月2日土曜日

DOM VINCENT RARE GRAND BRUT NO.1

ROSE
NON VINTAGE
CREMANT DE BOURGOGNE
MAISON ONESIMUS
LONDON HOME

昨夏現地で買ったクレマン・ド・ブルゴーニュ
ロゼの最後の一本を開ける
田崎信也氏の(自称?)先生に教えてもらったスパークリングで、彼曰く「クレマンの中でも最高の一本のひとつ」
これを飲んでから、シャンパーニュにこだわる必要は全くないと心底思えるようになった

色は、ピノノワールの薄いピンク
泡はきめ細やか
さわやかだが、決して軽薄ではなくしっかりとしたコクがある
スパークリングなのに余韻が長い

あまりに少数生産なのでロンドンで見つけることはできないと思う
次回どこかで出会うことができたら間違いなく購入する一本



NERO D'ACOLA

RED
2006
TENUTE ADRAGNA
TRAPANI
SICILY
HOTEL IN TRAPANI


シチリア島の最後の夜に宿泊したホテル
トラッパーニ地元のワインで、ホテルスタッフのお勧めワイン

香りはシラーに近い
ダークチェリーを思わせる
アタックはシチリアワインの赤に共通に見られるしっかりとしたもの
十分な太陽を浴びて完熟したブドウを搾った感じがする
スパイシーさも併せ持つ
ただし余韻が短い
開けた瞬間から飲める
デキャンタも必要なし