RED
2003
CHATEAU TAYAC
LES TERRASSES
LONDON HOME
今年のボルドー旅行で購入した一本
右岸のブールという地域の老舗シャトー
山本博著のボルドー本を頼りに訪問
立派なシャトー
ジロンド川とガロンヌ川の合流地点
傾斜の多い畑
ここで悪いワインができるはずがない
なぜにボルドー右岸がこれほどまでにマイナーかわからない
もちろんガイドブックには出ないし、超有名ワイナリーもない
だが、この素朴なボルドーの原風景をたたえる右岸地域は左岸にないノスタルジーを持っている
観光地化されていない素朴な地域
ブライからブール、そしてフロンサックへ抜ける川沿いの道を訪ねずしてボルドーは語れない
今日のんだワインはシャトータヤックでも比較的新しいワイン
このシャトーでのみ取れる、メルローの亜種(茎が赤い品種)を主体に作られたワイン
色は赤色をたたえた黒
非常に凝縮感のあるワイン
一方で、瑞々しさを感じるワイン
余韻は長く、メルローの優しさとタンニンを同時に感じられるワイン
この品種のせいでもあろうが、メルローにしては押し出しが強い
時間とともに変化もある楽しいワイン
この値段からは信じられないパフォーマンス
街で見かけたら即買いの一品であることは間違いない
生産本数が少なすぎるので、フランスでしか見つけられないであろうが
今年のバリューワインにノミネート
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