2012年1月29日日曜日

HYPNOSE

2007
RED
HYPNOSE
MELNIK REGION
LOGODAJ
LONDON HOME

二ヶ月ブログ更新を怠っている
ちょうど仕事の激変期と重なっているのだが、いい訳には力不足
この間ワインを飲んでいないかといえば、さにあらず
沢山のワインを飲んでいる
ただ過去のワインを振り返っても面倒になるだけなので、今日からまたスタートしたい

今日のワインはハイゲートにある近所のワイン屋のお勧め
ブルガリアのワイン
ただし、作り手はイタリアの名門、ティニャネッロ

グラスに入れてすぐに只者ではないワインであることがわかる
その色
まさに漆黒の闇
こげた香りの上にハチミツのような甘い香り
メルローらしい、女性的な雰囲気

一口舌の上で転がすと
アッパーとストレートを同時にくらうようなパンチ力
決して下品ではない
のどを通る頃にはその複雑味を堪能することができる

こんなワインが世の中にあるなんて。。。
ブルガリアに
今年も年初から、ワインの奥深さを教えてもらった

楽しい年になりそうだ


2011年11月27日日曜日

LAURENT-PERRIER

WHITE SPARKLING
NV
LAURENT-PERRIER
LONDON HOME

スーパーの特売で買った品物
50%オフ後の値段は日本では信じられない値段

有名ブランドのシャンパーニュは普段あまり飲まない
日本でも買えるし、驚きがないからである

ローランペリエは、しっかり作られていると思う
泡も十分細かい
香りも十分
のど越しも素晴らしい
パーティーなどにもってこいだろう

しかしやはり何か物足りない
新しい発見か
悪いわけではない
何かが足りないだけである

CHATEAU TAYAC - LES TERRASSES

RED
2003
CHATEAU TAYAC
LES TERRASSES
LONDON HOME

今年のボルドー旅行で購入した一本
右岸のブールという地域の老舗シャトー

山本博著のボルドー本を頼りに訪問
立派なシャトー
ジロンド川とガロンヌ川の合流地点
傾斜の多い畑
ここで悪いワインができるはずがない

なぜにボルドー右岸がこれほどまでにマイナーかわからない
もちろんガイドブックには出ないし、超有名ワイナリーもない
だが、この素朴なボルドーの原風景をたたえる右岸地域は左岸にないノスタルジーを持っている
観光地化されていない素朴な地域
ブライからブール、そしてフロンサックへ抜ける川沿いの道を訪ねずしてボルドーは語れない

今日のんだワインはシャトータヤックでも比較的新しいワイン
このシャトーでのみ取れる、メルローの亜種(茎が赤い品種)を主体に作られたワイン

色は赤色をたたえた黒
非常に凝縮感のあるワイン
一方で、瑞々しさを感じるワイン
余韻は長く、メルローの優しさとタンニンを同時に感じられるワイン
この品種のせいでもあろうが、メルローにしては押し出しが強い

時間とともに変化もある楽しいワイン
この値段からは信じられないパフォーマンス

街で見かけたら即買いの一品であることは間違いない
生産本数が少なすぎるので、フランスでしか見つけられないであろうが

今年のバリューワインにノミネート

2011年11月23日水曜日

VILLA ANTINORI

RED
2006
VILLA ANTINORI
TOSCANA
LONDON HOME

久しぶりに飲んだ
赴任当初、近くのスーパーで売っているのを発見し、はまった記憶がある
値段がデイリーワイン級なのに非常に高級感がある

適度の年数が経過しており、とげとげしくはなくなっている
アメリカの某氏絶賛されそうな凝縮感
当然エレガントさも十分前面に出ている

このワインは、アンティノリの高級ワイン用の畑にある若い樹木から取れた葡萄を使っている、という解説を読んだことがある
私が好きな「セカンド」
決して一流品の葡萄ではないから、という理由でセカンドにされているのではなく、樹木が若いからという理由でセカンドになっているわけで、葡萄への手のかけられ方は同じ

その意味で本当にお買い得なワイン
パーティなどで出せば、モンペラと同様、参加者を驚かせることができるワインの一つ

2011年10月31日月曜日

RIESLING

WHITE
2007
REISLING
SCHLOSSBERG
DOMAINE PAUL BLANCK

アルザス旅行で買ったもの
別のところで飲んで印象がよかったため、この村のドメーヌまで車で買い付けにいった

実家のお義母さんの訪英記念に抜栓
それにしてもう70歳近いのによくお越しいただいたと思う
飛行機で13時間
それに家から空港までの時間も加算される
たった2週間ちょっとという短い時間であるが、しっかり親孝行できたかどうか

アルザスのリースリングらしく、さわやかな酸味が効いたリースリング
ミネラル感があり、本当は夏の気持ちいい日に冷やした状態で飲むのがいいのだろう
ハチミツ、白い花の香り、白ながら長い余韻
どれをとっても、「アルザスの良い白」の期待を裏切らない

時間の経過で味と香りが変わるので、最低30分は時間をおきたい

SARGET DE GRUAUD LAROSE

RED
2007
SARGET DE GRUAUD LAROSE
SAINT-JULIEN
LONDON HOME

ベルギーでかって来たワイン
考えられなくらい安く売られていたので購入
グリュオ・ラローズのセカンド

このセカンドは私が「真のセカンド」と考えるもの
畑は同じだが、単に樹齢が若いからセカンドとしてカテゴライズされているワイン
手の入れ方、醸造法はファーストワインとなんら変わらない

カベルネとメルローが程よくブレンドされた、バランスの取れた味
香りも、こげたコーヒーの香りをベースに若干腐葉土の感じがでている
ファーストワインと比べてどうかというと。。。区別がつかない
しいて言えば、余韻が短いということだろうか

このワインはお買い得
サンジュリアンのワインが好きな人にぴったり
安く、美味い

2011年10月29日土曜日

CREMANT DE LIMOUX

WHITE SPARKLING
NV
GRANDE CUVEE 1531 DE AIMERY
CREMANT DE LIMOUX
LONDON HOME

ベルギーのスーパーで買ってきた一品
クレマンの産地はたくさんあるが、リムーはまだだったので購入

値段が値段なので全く期待せず抜栓
飲んでみると、生産者に土下座して謝らなくてはならないレベル
泡のクリーミーさは、一流シャンパーニュに劣らない
葡萄の品種は全くわからないが、おそらく数種のブレンド
さわやかなヨーグルトを思わせる酸味と、葡萄由来のこれまたさわやかな甘みを同時に感じる
また、程よいナッツの香ばしさもある
雑さがまったくなく丁寧に作られたものだと感じる

すべてのリムーのクレマンがこうだとはいえないだろうが、最初の一本がこのレベルだと印象が違う
これならケース買いして、冬でも飲めそう

今年のベスト・バリューワインの候補として記憶

2011年10月26日水曜日

MARQUES DE MURRIETA

RED
2001
MARQUES DE MURRIETA
GRAN RESERVA
RIOJA
LONDON HOME

イーストフィンチリーとマスウェル・ヒルの中間地点にあるワインショップで購入
ちょうどスペインワインフェアの適用で20%オフになってるのも背中を押した

リオハの名門ボデガで、レセルヴァではなく、最上級の「グラン・レゼルヴァ」
2001年と10年も経過しているため、程よい熟成感fが現出

リオハらしい、高級煙草の葉の香りをベースに、腐葉土の温かみを感じる香り
時間の経過とともに、ボウルにたくさん盛られたキャンディーを感じさせる甘く懐かしい香りを放つ

色はテンプラリーニョの特徴で黒紫。アルコールが14%と高め
しかし、パーカーチックではない自然な凝縮感をもっている
余韻も長く、グランリゼルヴァの力強さを十分感じさせる一本
最低30分前のデキャンタ必須
飲みごろは1時間経過ごろから
きちんと温度管理されたセラーからだして、自然に温度が上がるのを待つのが吉

2011年10月4日火曜日

CHAMPAGNE

WHITE SPARKLING
NV
CHAMPAGNE
HENRY DUMANOIS
LONDON HOME

普段は行かない、オレンジ色のスーパー
たまたま通常の半額で販売されているのを発見し購入

色はややオレンジがかった濃い目の白
香りはかなり強い
泡は繊細さを欠くものの、荒いというほどではない
しっかりとした味わい
酸味は若干感じられるが、それよりも白ワインのテーストを強く感じる

この値段なら、あてずっぽう買いも報われる
完飲

2011年9月23日金曜日

BRUNELLO DI MONTALCINO

RED
2002
BRUNELLO DI MONTALCINO
CUPIO
LONDON HOME

トスカーナ旅行で購入したワイン
オレンジのエチケットが気を引いた

先週からゴルフを開始
練習自体は6月から始めたが、先週は同僚と18ホール
今日は9ホールのハーフコース
すべて初めての体験
この年になると、そうそう初めての体験をすることがないが、ゴルフはちょっとした衝撃
天気が良かったせいもあったが、実に気持ちよく、楽しい

家から車でたった8分のゴルフ場
支払う金額は3,000円弱
写真を見てもわかるが、豊富な緑、遠い地平線
これが、ロンドンの中心部から地下鉄で20分の場所なのである
こんな状況は東京ではまず考えられないだろう
しかもコースはガラガラ

コース上にはリタイアしたおじいさんが元気よく闊歩している
このスポーツは確実に年をとっても楽しめるだろう
今から始めれば、リタイアまでには気軽にエンジョイできるようになっているはず
個人的には、旅行、ワインに、ゴルフ、そしてテニスと、ピアノを加えれば十分人生を謳歌できると思う
後者二つについては、来年までの課題としよう

さてワイン
香りは明らかにブルネッロ
最初のアタックは意外にも軽め
余韻も短め
時間の経過とともに、明らかに変化があった
雑味が薄れ、柔らかでしなやかなワインになる

明らかにデキャンタが必要なワイン
1時間は必要だと思う
少しもったいないことをした
イタリアワインは難しい