RED
2006
NUMANTHIA
TORO
LONON HOME
スペイン・アリカンテで購入のワイン
デキャンタに移す時点で、部屋に香りが充満
ただものではないことがこの時点でわかる
一口目、硬い
腐葉土に顔を突っ込んだような土臭い香りをベースにカシス、ジャムの味覚
あまりにタンニンが強く、硬さが抜けないので一時間放置
二口目、硬い、が香りが圧倒的に増幅
トロのワインにいつも感じる、あのフルールケーキ(果物がいろいろ入ったスポンジケーキ)の味覚が現出
さらに三十分放置
三口目、柔くなってきた
このあたりからマジメに飲みだす
タンニンは感じられるが、非常に滑らかな、やわらかいボディーのワインに変化
トロのワインは、ボルドー左岸と右岸のいい所を両方兼ね備えているように思える
時間をかけすぎたのと、アルコール分の高さゆえに最後は記憶を喪失した上で気持ちのいい睡眠へ
ただ翌日見るとボトルに残った液体はきれいになくなっていた
スペインワインの上級キュベは本当に時間をかけて飲まなければならない
これも国民性が出ているのかもしれない
日本とスペインの価格差が激しいワインなので次回またセラーで発見したら確実に抑えたいワイン
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