2010年11月30日火曜日

CHATEAU DE SALES

RED
2007
CHATEAU DE SALES
POMEROL
LONDON HOME

実は家の近くにあったワイン量販店のフラッグシップ店
通常店の品揃えはもちろんのこと、いわゆるファインワインコーナーもあり楽しい
デイリークラスのワインで面白いものが多く、量販店だけあって値段も安い
しばらく通いそうな店

店員の勧めもあってこの一本を購入
ハーフボトルだが、一人で飲むのには十分すぎる量

ワインはポムロールらしい味わい
もちろん若さゆえのとげとげしさは少しあるものの、果実味やエレガントさは申し分ない

時間とともに変化していくワイン
デキャンタは必須

2010年11月21日日曜日

CHATEAU COUTELIN-MERVILLE

RED
2002
CHATEAU COUTELIN-MERVILLE
SAINT-ESTEPHE
LONDON HOME

パリ出張の帰りに買ったワイン

香りはいい
ただ味にあまりにも奥行きがなく、平べったい

有名な産地の安すぎるボルドーはある意味バクチ
当たればいいが、外れれば。。。

2010年11月19日金曜日

POL ROGER CUVEE WINSTON CHURCHILL

SPARKLING WHITE
1999
POL ROGER CUVEE WINSTON CHURCHILL
CHAMPAGNE
RESTAURANT IN LONDON

ワイン通の大先輩との食事での最初の一本
先輩が熟慮に熟慮を重ねた上で選んだもの
ワインリストを閉じた時に、「たまにはいいか」とつぶやかれていた

このワインを知っているかと聞かれ、「残念ながら」と答えてしまった自分を恥じる
飲ませがいのない人間にだけはなるまいと思っているが、シャンパーニュまではなかなか手が回らない

ワインが運ばれ、シャンパーニュグラスに注がれたときに色の違いに気づく
深い黄金色の液体に、決め細やかな泡
グラスに鼻を近づけると漂う、深い、こうばしいロースト香

最初の液体を口に運ぶ
この舌触り、この深み、この余韻
衝撃という以外の言葉が見つからない
これまでシャンパーニュを多くのんできたが、これは全くの別物
これ以上のシャンパーニュを私は知らない

久しぶりに新しい発見があった
本当に上質のシャンパーニュとはこういうもののことを言うのだと

星付レストランでこのシャンパーニュはきっと高価だったに違いない
ただ、決して「高く」はない
このワインは値段に値するワイン

当然ベスト10に入るどころか、ベスト3にランクされうるワイン

今年もあと1ヶ月半
こうした衝撃にあと何回出会えるか

ワインは楽しい

CHASSAGNE-MONTRACHET

WHITE
2006
CHASSAGNE-MONTRACHET
1ER CRU
LES VERGERS
DOMAINE RAMONET
RESTAURANT IN LONDON

ワイン通の大先輩との食事での二本目

一本目のシャンパーニュがあまりにも圧巻だったので、正直少し影が薄くなってしまった
ただピュリニーよりもシャサーニュが好きな私にとっては偶然にも好みの一本が出てきたことになる

シャサーニュらしく、白でもしっかりとした「コシ」がある一方、ピュリニーほどではないがミネラル感も豊富で、温度が上がると花の香りがでてくる
非常にバランスの取れたワイン
まさにサシャーニュのお手本というべきワインで、誰もが好きになると思う
さすがコシュ・デゥリと並び、世界最高の白の作り手といわれるだけはある

大先輩のマネをして、少量のワインを残して赤に進む
最後の最後に飲んだ味は。。。今も忘れられないほど芳醇だった

やはり、白はお金を出してでもいいものを飲むべきだと改めて思わせられる
素晴らしいワイン
これもまた、今年のベスト10に入るワイン

CHATEAU COS D'ESTOURNEL

RED
1999
CHATEAU COS D'ESTOURNEL
SAINT ESTEPHE
RESTAURANT IN LONDON

ワイン通の大先輩に連れて行ってもらったレストランでのトリ

あらかじめデキャンタしてあったこのワインは、スパイシーな香りと芳醇なベリーの香りが渾然一体となってウットリするほど妖艶なワインに変化
腐葉土、芝生、など土系をベースに様々なイメージを感じさせる複雑系ワイン

こんなに有名なワインだが、実は初めて飲む
今年の夏にボルドーを訪れたときも、このシャトーの隣にあるCOS LABORYを購入
隣であるが、やはり差は大きい

有名な(かつ非常に高価な)ワインなので、おいしくて当たり前のような気もするが今年のベスト10に入るワイン

味の変化も見事
デキャンタは必須

2010年11月7日日曜日

CHATEAU MUSSET CHEVALIER


RED
2006
CHATEAU MUSSET CHEVALIER
SAINT-EMILION GRAND CRU
HOTEL IN PARIS

最近訪問のサンテミリオン地区のワイン
同地区のワインは本当にピンキリでやすくてもマイナーゆえにいいワインもあるのが特徴
ラベルがいいのと、2010年のワインコンクールでメダル獲得という宣伝にひかれて購入

メルローらしいやさしさと、温かみを兼ね備えたワイン
カシスとイチジクのジャムを思わせる感覚
余韻は長くなく、複雑さはさほど感じられない

ただこのレベルのワインがテスコ(スーパー)のデイリーワインレベルの値段で売っているのが驚き
退職したら一度はフランスに住んでワイン三昧をしてみたいと思わせるワイン

CHATEAU MOULIN

2005
RED
CHATEAU MOULIN
CANON FRONSAC
RESTAURANT IN PARIS

ビンテージと、ボルドー旅行以来はまってしまったマイナー地域名にひかれて注文

果実味はあるものの、舌にざらざら感がのこる
荒削りなワイン
もちろん悪いというわけではないが、このブログに掲載しているスタンダードには及ばない

ブラッセリーで気軽に食事を楽しむためのワイン
時間とともに変化
デキャンタがあればもう少し楽しめたかもしれない