2010年12月31日金曜日

CREMANT DE BOURGOGNE

SPARKLING ROSE
N.V.
CREMANT DE BOURGOGNE
LOUIS BOUILLOT
NUITS-ST-GEORGES
LONDON HOME

パリで買った一本

今年最後のワイン
季節の風物詩、バシュラン・モンドールとともにいただく

今年の最後にこのワインを選んだことに意味はない
あまりいいことの無かった、本年の最後くらいはおめでたくロゼのスパークリングで飲もうという軽い気持ち
しいて言えばLBを飲むといったしゃれっ気程度のもの

色は桜色で本当に美しい
泡もクリームとはいえないが、上級シャンパーニュと全く遜色のない細かさはある
深みは無いがストレートにスパークリングを楽しめる一本
コストパフォーマンスもいい

明日は2010年のベストワインを選定して見たいと思う

来年も感動的なワインに出会えることを祈りつつ

※備忘録
造り手のルイ・ブイヨ社は、1877年設立のニュイ・サン・ジョルジュにある歴史あるメーカー。
ブルゴーニュのブドウを愛し、シャルドネとピノ・ノワールでシャンパーニュと同じ製法で、クレマン(スパークリングワイン)を造っている。
ルイ・ブイヨ社は、規定では9ヶ月で良いとされているクレマンの二次発酵を、14ヶ月~36ヶ月もかけて行っているこだわりの造り手。フォアール・ド・マコン、クレマン世界コンクール、コンクール・ジェネラル・アグリコル ・パリ、ブリュッセル・世界コンクールなどで銀賞。そしてフルール・ド・ブルゴーニュで金賞を受賞。また、フランスの最も権威ある ワイン評価誌『ギィド・アシェット』で2ツ星に輝いている。

2010年12月30日木曜日

TICINELLO


RED
2008
TICINELLO
TICINO
SWITZERLAND
HOTEL IN SWITZERLAND

ジュネーブのスーパーで購入
ラベルがあのティニャネッロにそっくりというか、ほとんどコピーに見えたので購入


メルローで造られたワイン
正直シンプルかつ味気ない

残ったワインを翌日改めて飲んだがやはり味気ない
値段を考えると仕方ない

デキャンタは不要


CHATEAU GRAND-PUY-LACOSTE

RED
1997
CHATEAU GRAND-PUY-LACOSTE
PAUILLAC
LONDON HOME

パリ旅行で購入

抜栓直後の酸味
いいワインの予感

腐葉土の香りが最初のイメージ
その後、ベリー・カシスが舌を通過する
奥行きも豊かで格付けワインの風格は十分

97年というボルドーでは厳しい年でもクオリティは高い
最近は会えて難しい年の優良シャトーのワインを買うようにしている
その方が本当の力が理解できると思う

デキャンタが必要
30分を経過したあたりから急速に変化する
その後は同じ味わい

※備忘録
ポイヤック村の格付け第5級シャトー。名前の由来は、16世紀の所有者であるラコスト家と、ポイヤック村の南のバージュ台地のグラン・ピュイ(大きな丘)から。1978年からはデュクリュ・ボーカイユを所有するボリー家が経営。5級格付けシャトーの中心的存在となっている。


CHAMPAGNE


WHITE SPARKLING WINE
N.V.
CHAMPAGNE
LAURENT PERRIER
HOTEL IN SWITZERLAND

ヒースローの免税店でジュネーブ旅行のために購入

よく出来たワイン
定評のあるスパークリングなので、安心して抜栓できる
ある意味無難なワインだが、ポールロジェのような感動はない

値段から考えてもコストパフォーマンスはよいワイン

2010年12月21日火曜日

CHAMPAGNE

WHITE SPARKLING
2004
HEIDSIECK & CO
MONOPOLE
GOLD TOP
LONDON HOME

少し離れたワイン屋で期間限定セールをやっていたので購入
シャンパーニュでヴィンテージもの
期待が高まる

グラスに注ぐと非常に細かい泡が無数に現れる
いい兆候
香りは桃の香りがうっすらとする
焼いたトーストのこうばしい香りも

一口飲むと、細かい泡が舌の上で踊る
一方で細かくあわ立てたクリームのようにまったりとしている
程よい酸味とフルーツの味わい

このすばらしいワインがスーパーのカヴァとおなじ程度の値段とは信じがたい
後で調べるといい名のあるメゾンのシャンパーニュであることも判明


もう少しストックしておけばよかったと後悔
数本まとめ買いしておいたのが、せめてもの救い

2010年12月18日土曜日

IL PASSO

RED
2008
IL PASSO
VIGNETI ZABU
SICILIA
HOTEL IN TOKYO

一時帰国中、懇意にしている神田のワイン屋で購入した一本
カサーレヴェッキオを買おうとしたら、同じ値段を出すのならこちらを薦める、という言葉に従う

結論からいうと大当たりのワイン
カサーレヴェッキオとは全くつくりが異なる
アマローネのような甘さを感じる一方、優しいタンニンが効いている
スパイシーさと、葡萄の甘みが渾然一体となり、味に深みを与えている
最近の高級スパニッシュのような過熟感もあるが、意外とアルコールは低め

このワインは新たな発見
値段を考えるとありえないクオリティ
今年のベストバリューワイン候補にあげられる一本

開けてすぐ楽しめるのもいい

2010年12月12日日曜日

CHAMPAGNE


WHITE SPARKLING WINE
N.V.
CHAMPAGNE
PERRIER JOUET
GRAND BRUT
IZU, SHIZUOKA

これもロンドンから持ち帰ったワイン
今回は、シャンパーニュ・ブルゴーニュの白、赤、そしてボルドーの赤の中で優良(とされる)ワインを両親に飲ませようという企画

他のワインに比べてこのシャンパーニュは見劣りするが、私のお気に入りワインの一つなので選択

派手さはまったくなく、泡も少なめの落ち着いたワイン
ドライではあるが、のどを通るとほのかに甘さを感じる
大人のシャンパーニュ

ベル・エポックは(瓶代も含めて)高いが、私の感覚ではベルエポックの80%はこのワインで表現されているように思う

今回は母親の揚げる自家製野菜てんぷらと共に飲んだが、マッチングが非常に良かった
特に桜海老と春菊のてんぷらとの組み合わせは忘れられない

※備忘録
ペリエ・ジュエ社は、1800年代後半に時代に先がけて辛口シャンパンやヴィンテージシャンパンの醸造を始めたことでも知られており、1861年には、ビクトリア女王の指名により、英国王室向けシャンパンのオフィシャルサプライヤーとなっている。

CONO SUR 20 BARRELS PINO NOIR

RED
2008
CONO SUR 20 BARRELS
PINO NOIR
IZU, SHIZUOKA

帰国にあたり予め実家に送ってあった一本

私の中のベストバリューワイン、コノスルの最上級キュベ
今回はカベルネではなく、ピノを選択

色は深く凝縮感に満ち溢れている
一口飲んでみるとジュヴレイ・シャンベルタンのワインを連想させる
強さはボーヌようでもあるが、決定的に違うのは複雑味
味はシンプル
これがピノの典型であるかと聞かれれば違うような気もするが

スタンダード・キュベとは確実に一線を画している
値段を考えると非常にコストパフォーマンスが高いと言える
ただ先日飲んだメルロー(スタンダード)と比べるとインパクトが薄い

次回はメルローの20 BARRELSにチャレンジしてみたい


CROS DE VOUGEOT

RED
2002
CROS DE VOUGEOT
GRAND CRU
DOMAINE DROUHIN LAROZE
IZU, SHIZUOKA

昨年の夏ドルーアンラローズにて購入したワイン
ずっと眠っていたが、両親に飲ませるべく持ち帰る

このワインは骨格と力強さが伝わってくる強いワイン
ほどよいタンニンとコク、黒い熟した果実のようなスパイシーなアロマ
酸味と果実味のバランスも実に素晴らしい

時間の経過とともに頭角を現すワインの典型
1時間まってから飲み始めたが、その後の1時間も変化に富んでいた

少し残してあったワインを3時間後に飲んでみたが酸味が立つ事もなく
深い果実味を舌に残してくれた

このワインも持って帰って良かった

CORTON-CHARLEMAGNE


WHITE
2003
CORTON-CHARLEMAGNE
GRAND CRU
DOMAINE LOUIS LATOUR
IZU, SHIZUOKA

ロンドンから両親に飲ませるために持ち帰った白ワイン

抜栓直後はどうしても酸味が前にでるのがいいワインの特徴
デキャンタに移して45分放置

二口目からは本領発揮
蜂蜜、くちなしの花、ミネラル感、複雑味
どれをとってもいいワイン

私よりは確実に人生の短い両親には、これからもいいワインをたくさん飲んでもらいたい
持ち帰ってよかったと思う