2011年1月1日土曜日

2010 BEST WINE


2010年のベストワインを決めたいと思う
ブログ上では123本飲んだことになっているが、ワイン会で飲んだもの、出張の飛行機で飲んだもの、友人の家で飲んだものなどは含まれておらず、実際にはもっとたくさんのワインを楽しんだはず

ベストワインは、赤白含め3位までを価格に関係なく(あくまで個人の)絶対的な尺度で決定
特に今年は「新たな発見」を軸に考えた

これとは別に、価格と品質のバランスが非常に良くとれた、ベストバリューワインを2本挙げたい

(1位)
2004
MEURSAULT
DOMAINE JF. COCHE-DURY
FRANCE


ワイン通の大先輩に飲ませてもらったワイン
このワインは「白」に対する気持ちを完全にリセットさせてくれるほとのインパクトがあった
ミネラルを感じさせるのに芳醇
どれだけ飲み進んでも決して飽きさせることのないさわやかさ
「感動」を改めて与えてくれたワイン

(2位)
2004
TURRIGA
IMBOTTEIGLIATO DA ARGIOLAS
SERDIANA ITALIA


サルディニアで飲んだワイン
このワインからはイタリアワインの底力を改めて思い知らされた
あのサッシカイアの生産者が国際品種ではなく、サルディニアのローカル品種で勝負をかけた
その力強さ、エレガントさ、そして余韻の長さ
圧倒的な説得力があった
今年の最終ワイン会でも、後輩のアレンジでロンドンの某所で飲むことができた印象的なワイン

(3位)
1999
POL ROGER CUVEE WINSTON CHURCHILL
CHAMPAGNE
FRANCE


このワインもワイン通の大先輩に紹介してもらったもの
これまでシャンパーニュの違いがいまいちよくわからなかった
このワインを飲むまでは
舌触りの繊細さ、のど越しの柔らかさ
香りの香ばしさと華やかさ
熟成感からくるまろやかさ
これらがすべて一本のワインに同居しているすばらしさ
新しい発見がまた新たな興味をかきたててくれる
すばらしいワイン

(ベストバリュー)
2001
ARIA
CHATEAU DE LA RIVIERE
FRONSAC
FRANCE


ボルドー旅行で発見したスーパーバリューワイン
(私にとって)無名な地域だったフロンサックにこれほど完成度の高いワインがあるとは思わなかった
これが左岸にあったら本当にいくらの値段が付くか想像できない
またこのワインは、ワイン会の後輩がわざわざドイツまでオーダーをして取り寄せてくれた一品(2000年)でもあり印象に残っている
この値段であれば誰にでも薦められるワイン

2008
BISHOP
BAROSSA VALLEY
BEN GLAETZER
AUSTRALLIA


近くのワインショップの薦めで購入
神の雫に登場するアモン・ラに比べ若干スパイシーさが足りないが、その価格からは信じられないパフォーマンスを発揮
どんなあくの強い料理にも負けない個性をもつ、特徴的なワイン

2010年を振り返るとやはり発見が多い年であった
普通の人よりも多くのワインを飲んでいる自負はあるが、それでも発見は尽きない
今年も多くのワインと、ワインをきっかけとして多くの人に出会えればすばらしいと思う

旧年はワインがらみで多くの人にお世話になりましたが、
今年もよろしくお願いいたします

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