ROSE SPARKLING
2002
POL ROGER
LONDON RESTAURANT
ワイン通の大先輩を招いての食事
80ページもあるワインリストからワインを選択するのは至難の業だ
まずワインリストの構造がわかっていないと苦しい
大まかに、フランスワインとそれ以外の各国ワインに分かれている
フランスワインはスパークリング・白・赤・デザートワインの各セクションに分かれており、その後にハーフボトルのみが同じ順序で並ぶ
この各セクションも曲者だ
スパークリングは、シャンパーニュから始まりその他の地域のスパークリングへと続く
そしてそのシャンパーニュは、ノンヴィンテージから始まり、ヴィンテージへ
白はブルゴーニュ地域とその他の地域に大別されるが、ブルゴーニュ地域は村名ごとに北部地域から南部へのオーダーで並んでいるが、その中に有名ドメーヌごとにソートされた部分もあるから悩ましい
赤も同様
初めてこうしたリストを開く人にとっては大きな苦痛となるに違いない
一度見つけたワインを、後になってもう一度探すのは、このロジックがわかってない限り難しい
思えば、こういう難しさが人からワインを遠ざける大きな理由になっているのだろう
今ではこのワインリストを読むことが楽しみの一つになっているが、ワインを始めたときはやはりものすごく困った記憶がある
本当にちょっとした知識だけでいいのだが、知っていると知らないでは大きく違う
さてワイン
ポル・ロジェは今回のメインゲストであるワイン通の大先輩に教えてもらったもの
前回は、トップキュベを飲んだが、同メゾンのほかのキュベに興味があった
大先輩の異動祝いであることも考慮してロゼを選択
http://kotaro-wine-diary.blogspot.com/2010/11/pol-roger-cuvee-winston-churchill.html
色は淡いサーモン・ピンク
泡は非常に繊細でクリーミー
ストロベリーやラズベリーの香り
なんとも上品なワインに仕上がっている
ポル・ロジェのロゼは良好年にしか作られないワイン
このワインも十分にその期待に沿ってくれている
クオリティの高さはさすがだ
素晴らしいワイン
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