2000
CORTON
CLOS DU ROI
GRAND CRU
DOMAINE COMTE SENARD
LONDON HOME
個人的なお祝いのため、グランクリュを空ける
尊敬する先輩とまた同じ部門で働くことが出来る機会を得た
またお世話になった大先輩のご栄転
今日はとにかく飲もう
昨夏ブルゴーニュのアロース・コルトン村でドメーヌを訪問
村の中心にある老舗ドメーヌ
色は若オレンジがかったルビー色
いきなり襲いかかってくる華の香り
張り詰めた緊張感がある、いいワイン
最初の一口から凝縮感を感じさせる
ポテンシャルを感じたのでデキャンタに移す
樽の香りはしない
ブドウそのものの味わい
時間とともに酸味が感じられるようになるが、それがワインを引き締めているのが良くわかる
香りにどんどん奥行きがでてくる
適度な熟成感とフレッシュさ
よくよく計算された演出
あと10年は持つかもしれない
2000年は、その先輩に初めてお会いした年
この10年を振り返ると様々なことが思い出される
初めての海外も10年前だった
こうやって熟成を楽しめるのもワインの楽しみの一つ
これからの10年も楽しかったといえるようにやっていきたい
※14世紀の聖マルグリツト修道院のセラーを使っている老舗。1857年ジュル・スナールによって設立されたドメーヌです。その時に整備された2.5haの特級畑クロデメは、現在もここのモノ・ポールです。現在の当主は、ひ孫のフィリップ・スナール氏で、シュヴァリエ・タストヴァンの年何回かの晩餐会のアレンジをするシェフでもあります。珍しい赤のコルトン・シャルルマーニュやAOCの例外としてピノ・グリのアロース・コルトンを作っていることでも有名です。それも歴史のなせる技です。
1988年よりマセラシオン・ア・フォア(低温浸漬)と醸造中の温度管理を採用しています。現在の所有畑は9ha(粘土石灰質土壌)。ブドウの樹齢はブレッサンドが40年、クロデュ・ロワが35年、アロースコルトンが25年、ヴァロジエールが10年です。熟成はどれも3/1新樽を使用し18ヶ月間です。
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