2011年6月12日日曜日

IMPERIAL GRAN RESERVA

RED
1996
IMPERIAL
GRAN RESERVA
HOTEL IN ASTURIAS

宿泊先のLUARCAの漁港にある雑貨屋さん
洗剤からお菓子まで様々なものが並んでいる
その中にワインの棚
結構本数も多いし、種類も多そうだったので全く期待せずに近づく

意外や意外
結構いいワインをそろえているのだ
果てはヴェガ・シシリアのセカンドまで
(その時は他のワインと比べていたので買わなかったが、この値段がミラクルだったことに後で気づく)

ここで選んだのは、最後の一本になっていたこのワイン

http://www.cvne.com/web/

特に理由はないが、昔ロンドンでラベルをどこかで見たからだと思う
どこで見たかは忘れたが。。。

このワインは素晴らしい
グランレゼルヴァ級のワインだけあって、これだけ時間が経過してもびくともしていない
枯れた感じはまったくなく、どっしりとしている
色は若干オレンジがかっているものの、鮮明な深い紫
やはり、タバコの葉の香りをまといながら、スパイシーさ、ベリー、少し苦味の利いたジャムといった複雑さがグラスの中に集約されている

とにかく、デイリーワインレベルで半分残しても後悔しない値段
もちろん、現在ではありえない値段設定だったのだが、こうした観光地化されてない店を訪ねると、こうした宝物が見つかる可能性が高い
当時購入したときの値段で普通に売られているのだ
ちょうど希少価値の出ているブリキのおもちゃを、田舎の駄菓子屋さんで発見するようなもの

今思うと、隣に近いビンテージの同じワインが複数売られていたことを思い出す
少し後悔しつつも、「下品」なこともしてはいけないとどこかでは思う
また次回訪問したときに、その時飲む「一本」だけを買おう

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