2011年8月17日水曜日

RIESLING SCHOENENBOURG


WHITE
2007
RIESLING SCHOENENBOURG
GRAND CRU
VENDANGES TARDIVES
DOMAINE DOPFF & IRION
RIQUEWIHR
HOUSE IN RIQUEWIHR

知り合いに勧められていたドメーヌ
このドメーヌの本拠地であるリクヴィルは、アルザス・ワイン街道の中でも「真珠」と言われるほどワイン(特にテロワール)が優れた場所と称さされる

アルザスのワインは三つのAOCがある
AOC ALSACE、AOC ALSACE GRAND CRU、そしてAOC CREMANT D'ALSACEのみ
中でもAOC GRAND CRUは限られた51の認証畑から取れた4種類の葡萄(リースリング・マスカット・ピノグリ・ゲヴェルツトライミネール)から生産される

そしてGRAND CRUの中でも、遅摘みの葡萄から作られたものがVANDAGES TARDIVES、そしてさらに貴腐葡萄から厳選されて作られた甘口ワインが、SELECTIONS DE GRAINS NOBLESとしてカテゴライズされている

このワインは、リクヴィルの街に面した南向きの急斜面にあるGRAND CRUの畑からつくられたもの
GRAND CRUの畑の中でも随一といわれるこの畑は、まさに葡萄栽培にとって最高のロケーションであろう
百聞は一見にしかずで、見ればもうワインの質が想像できるような、そんな立地だ

ワインはエレガント
色は濃い黄金色
最初にリースリングの甘みで口が満たされる
透き通った、何ものにも似ていない甘み
ワインがのどを通ったあと、舌に残るフレッシュな酸味
昔食べたレモンの砂糖漬けのような、甘いが酸っぱい感覚
この絶妙な感じは、ソーテルヌやトカイのような甘口ワインとは一線を画する

これまで、アルザスのワインをあまり飲んでこなかったことを後悔させる一品

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