WHITE
2000
PINOT GRIS
GRAND CRU
VENDANGES TARDIVES
DOMAINE LEON BEYER
HOUSE IN ALSACE
コルマールの近郊の小さな村(エギスハイム)を訪れた時、偶然立ち寄ったドメーヌ
このドメーヌに立ちよっったのは、ディスプレイにバックビンテージが飾られていたから
http://www.leonbeyer.fr/jp/presentation.html
ブルゴーニュにいった時初めて理解したのだが、通常酒蔵にはバックビンテージは置いていない
あっても最近3年くらいのもの
このドメーヌには、80年代のものからを普通においてある
聞くと「昔からやっていて、アルザスでは大きいハウス。保管できるスペースにも余裕があるし、何より多少売らないでおいておいてもやっていける経済力があるから」と単純明快な回答
このアンテナショップ的な店(噴水広場に面した小さなお店)の女性は終始非常に丁寧で愛想が良かった
またどんな貴重なワインでも、どんどん開けてくれる気前のよさがあった
10種類程度飲んだあと、2本購入することを決めたが、一本は80年代でもう一本はこのワイン
本当は持ってかえって寝かしておきたいが、飛行機の制約があるので、ここで飲んでいく決心をした
十分に冷やした状態でいただく
ヴァンダンジュ・タルディヴゆえに強い甘さを想像していたが、飲んでみると酸味がある
もちろんリースリングとは異なるが、確実に酸味がある
今回のアルザス旅行での発見はこのピノグリという品種である
普段はあまり飲まない品種だが、このアルザスワインのピノグリを飲んで以来、一瞬で好きになってしまった
スッキリとした甘さと酸味
毎日飲むと飽きるのかもしれないが、白=シャルドネのようなワインライフを送っている私からすると目からうろこが落ちる体験
10年以上経過しているこのボトルだが、熟成による深みを感じると共に、取れたてのフレッシュさもどこかで併せ持つすばらしいワインに仕上がっている
抜栓してから5時間後に一口飲んだがあまり印象は変わらず
デキャンタは不要だろう
これでアルザス・ワイン旅行は終わるが、やはり来てみて本当によかった
アルザスワインの発見は私にとって、今年最大の発見になっている
もちろん時間の制約があるのですべてのドメーヌは到底回りきれない
また、事前準備があまりにも不足していたため、「見るべき」所を逃しているかもしれない
ただ、人づてや偶然で訪れたドメーヌ訪問はとても楽しかった
今日、最後に訪れたPAUL BLANCKはまさにその典型
コルマールで強烈に勧められてかったワインが、印象的で次の日には訪問するというスケジュールもなにもない旅行
ここで出会った人たちとの交流は意義深いものだった
アルザスのワインへの印象がはっきり残ったし、彼らの取り組みの一面がよく理解できた
もう一度是非訪れてみたい場所
それがアルザスの印象
旅にきて初めて知ったサイトであるが、下記サイトはとても役にたったので最後にリンクを添付
http://www.vinsalsace.com/
日本語バージョンも用意されており、その意欲を強く感じるすばらしいサイト
一見の価値あり
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