2011年4月16日土曜日

CHATEAU CHASSE-SPLEEN

RED
1990
CHATEAU CHASSE-SPLEEN

ワイン会も最終コーナーへ差し掛かる
ボルドー無格付けの王様、シャス・スプリーン
後輩がワインショップで見つけた一本

このワインで学べたのは、やはり「時の経過の尊さ」と「グッド・ヴィンテージの強さ」だと思う
昨年のんだ同ワインの2006年とはまるで別物

http://kotaro-wine-diary.blogspot.com/2010/03/chateau-chasse-spleen.html

アルコールの「角」は時の経過で完全に取れて、「丸み」を帯び、非常に滑らか
カベルネ・ソービニョンを6割以上使っているが、男性的な力強さというよりも、どちらかというと女性的な優しさがある
タンニンは感じられるが、これも時の経過がワインの中に上手く溶け込ませているのか、いい具合にワインの味を引き立てている
豊かな味、ミックスされたフルーツを思わせる甘み

どの評論家がいうように、このワインが「クリュ・ブルジョア」というのは信じ難い

枯れた感覚も一切なかったので、今がまさにピークなのかもしれない
デキャンタして飲んだが、デキャンタ後はあまりおかず、30分程度で飲み始めるのがいいのではないか

店で見つけたら、無言で買うべきワイン

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